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女性活躍推進法「えるぼし」と次世代育成支援対策推進法「くるみん」

「女性活躍推進法」は常時301人以上(令和4年4月1日以降は101人以上)、「次世代育成支援対策推進法」は、常時101人以上の労働者を雇用する事業所に対して【一般事業主行動計画】の届出や公表、従業員への周知を義務付けています。両方で同じ名称の【一般事業主行動計画】ですが、別々に策定する方法の他、計画期間を合わせて一体型として策定し届出ることも可能です。

「女性活躍推進法」に基づく行動計画を策定し、女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主は、申請を行うことにより厚生労働大信(労働局長へ委任)の認定を受けることができます。それが「えるぼし」認定です。
一方、「次世代育成支援対策推進法」では、行動計画で定めた目標を達成するなど一定の要件を満たした場合、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣(労働局長へ委任)の認定を受けることができます。こちらが「くるみん」認定です。

 

 

それぞれ、達成度合いによって「プラチナえるぼし」や「プラチナくるみん」などランク付けされています。
また、「くるみん」は令和4年4月から認定基準も改正され、「トライくるみん」が創設されたり、新たに不妊治療と仕事との両立に関する認定制度が創設されたりと(愛称は未定)、全部で6類型になります。

以前も記載しましたが、女性活躍推進法の一般事業主行動計画の策定、届出が労働者101人以上の事業所に義務化される今春、次世代法と一緒に行動計画の見直しを図り、性差なく実力が発揮できる職場、子育て世代もイキイキと働ける職場作りのために、まずは自社の状況把握、課題を発見、適切な目標設定、具体性のある実施計画を検討しましょう。「えるぼし」も「くるみん」も認定目指して頑張りましょう。

 

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