賃金デジタル払いがいよいよ始まります!
令和5年4月から賃金のデジタル払いが可能になります。
「賃金のデジタル払い」を導入する企業、つまり、賃金のデジタル払いを促進するという企業の姿勢は、社会の変化や多様性を理解し重視するという企業メッセージを内外に与える効果があるとされ、結果的に、採用面や従業員のエンゲージメントの観点でプラスの効果が期待できるとも言われております。また、一般的には、賃金の振込手数料コストがデジタル払いにすることで大きく削減できるのではないか等と言われております。
ただ、実際のところ賃金全額をデジタル払いとする事は現実的ではないので、2パターンの支払いが継続する以上コスト削減も限定的で、導入を検討する事業所は約4割程度と言われております。正直、現時点では事業所側のメリットが少なく残念であると感じております。
厚労省のサイトでは「資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について」として掲載内容が充実してきておりますので、一度覗いてみて下さい。
こちら➡ 資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
賃金のデジタル払いを導入する際は「労使協定」が必要です。
導入をご検討の事業所様はご相談下さい。