統合通知書ってなに?年金額改定通知書と年金振込通知書(一体となったもの)
この時期、年金受給者様には統合通知書というものが郵送されています。この統合通知書というものは、「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」が一体となった通知のことです。お知らせするものは、法律の規定により物価・賃金の変動に応じて年度ごとに改定された年金額(毎年4月に改定されます)と、金融機関等の口座振込で6月から翌年4月(2か月に1回)まで毎回支払われる金額(あくまでも現時点での見込、想定額です)を同時にお知らせするために1枚のはがきに記載され郵送されます。
この通知が届くころ、年金事務所や街角の年金相談センターでの窓口相談、ねんきんダイヤルの電話相談には通知の内容についての問い合わせが大変多くなります。
令和3年4月からは年金受給額の0.1%減額改定もありましたので、この通知で減額を知った受給者の方からのお問い合わせも多かったのでしょう。
年金は生活に直結しますので、研修を実施しても皆様とても関心が高いところです。YouTube動画で年金の勉強をしてから相談される方、新聞記事の年金特集を熟読して相談される方、社労士受験本を手元に相談される方、本当に真剣です。私もテキストや、まして新聞記事や週刊誌等には書いていない、ならではの情報を提供していくために日々研鑽を続けています。